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みたか紫草復活プロジェクトでは、絶滅危惧種である紫草の育成、紫根を使った紫根染めの復活を目的に活動しています。
1年生のみなさん
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今日は、今年発芽した
新1年生のみなさんをご紹介します。

私が紫草にかかわり、
一番はじめの年、
自分で種をまいたときの発芽率は30%ほどでした。

芽が出ない
とは聞いていたけれど
生き物だからそんなわけないよ
と思いながらも
(だから絶滅危惧種なんですが)

翌年は60%ほどに増えました。

なぁんだ。
イケるじゃん。

と根拠のない自信を持ち
翌年からはずっお
私が種をまくとその発芽率は
80%を超えました。

「スゴいですね!」
「何か秘訣は?」

いろいろな方に聞かれて
ほめられているうちに
本当は数百通りもの可能性を
試したわけではないのに

「これでイイんだ」

と勝手に決めつけてしまっていました。

そうですねー
一言で言えば「慢心」。

今年は大変発芽率が悪く、
3月中に二回に分けて
(気温の変化などを考慮し)
種まきをしましたが、
どちらも発芽率は10%未満。

生えてくるのは
雑草ばかりです。

おや?
なのにどうしてこんなに
一年生が育ってるの?

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実は
この子たちはみな
「こぼれ種」から発芽したもの
なのです。

昨年度は、三鷹の育成畑で
およそ20000粒の種子を採ることができました。
ヤブ蚊に刺されながら(笑)
採種をがんばりましたが、
それでも取りきれなかったものが
こぼれていたのでしょう。

もしかすると、
そのさらに1年前にこぼれていた種かもしれません。

種まき後の発芽率が
過去最低であるのは
間違いなく、私が何かを間違えている
のだと思います。

「もうちょっと雨が降る時期にまいてほしかったなー」
「種をまく土はもっとフカフカのにしてよ」
「雨が降った日も、水ほしいよね。のどカラカラよ」

もの言わぬ紫草の
リクエストに私がしっかり
応えていないことに対する結果です。

しかし、そんな私のピンチを
紫草が救ってくれているのかな
と感じてしまいます。

「まぁいつもよくやってくれてるから、こぼれたオレが発芽してやるよ」
「あんたがしっかりしないと、おれたち絶滅なんだよ!頼むよホントに!」

と紫草からの叱咤激励のことばが
聴こえてきます。

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大変運よく
発芽率最悪の本年も
紫草の新しい株を育てることのできる幸せ。

感謝です!
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