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みたか紫草復活プロジェクトでは、絶滅危惧種である紫草の育成、紫根を使った紫根染めの復活を目的に活動しています。
2017年第二回染色交流会
2017年11月26日(日)
明星学園中等部染色実験室にて
第二回染色交流会を実施致しました。
まず
染色交流会の第一歩は
紫根を掘り出す作業からスタートします。

これが結構やっかいです。
なぜなら、
掘り出してみないと
⚫根の大きさ
⚫根の形
そして最も大切な
⚫色素があるかどうか
がわからないからです。




だいたい茎や葉のようすで
根の大きさは判断つくのですが
掘り出してみると
真っ白だったり、真っ黒だったり、
紫色の色素がほとんどないものもあります。

残念ですが
見た目で根の表面が赤くない根を使っても
染色はできません。

ちなみに色素は
根の表面部分にだけ存在しますので
あまり丁寧に根を洗うと
色素が落ちてしまいます。



今回は
黒板のレシピで
何通りかの染色方法を試します。

みたか紫草復活プロジェクトでは
薬品をつかわずに
できるだけ伝統的な方法に沿った手法で染色をしていきます。

もちろん、
染色の流儀はさまざまですが
私たちの会では
椿の灰や米酢を使った
「みたか流」
を確立させるために
試行錯誤を繰り返しているところです。



ところで
この日はビッグサイトで
東京都の高校生たちが
「科学の祭典」
をやっていました。

私がいつも紫草の育成について
いろいろと交流させてもらっている
都立農芸高校の三年生のみなさんが
ビッグサイトの晴れ舞台で
なんと!
紫草の育成と伝統の紫根染め
というタイトルで発表をする!

ということで
午後中は、ビッグサイトまで
応援に行って来ました!



ジョキジョキ!
え?何してる?

こちらは生の紫根を
ハサミで切っています。

紫根染めでは、
乾燥紫根を用いる手法が多いですが
我々の目指す「みたか流」では
生の紫根を使います。

条件が整えば
生の紫根が一番発色がよい
というのが私たちのたてた仮説です。



ジョキジョキ
切り刻んだり
ピーラーで皮をむいたものを
こんどはすりこぎですりつぶします。



同様に
乾燥紫根もジョキジョキして
すりつぶします。

乾燥紫根の方が便利なのは
まず前もって準備しやすいという点です。
生の紫根は、掘り出してみないとわからないという一種ギャンブル的要素が多いです。

もう一点
現実的な話として
乾燥紫根の方が重量比が決めやすいです。
布地何グラムに対して乾燥紫根何グラム
というレシピに沿って準備します。

生の紫根では、
まだ確固たるレシピがないのと、
含まれる水分量で重量比が大きく変動するので、レシピを参考にしづらい、という難点があります。



さて
いよいよ染めの工程です。

ここには一部
秘密事項がありますので
ざっくり省略させていただきますが、
大切なのは「温度管理」です。



様々な方法で染色した結果
見事なグラデーションとなりました。

次回染色交流会は
2018年3月開催予定です!

ご興味ご関心のある方は
ぜひぜひ御一報ください!
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